2020年に開催予定の第22回シドニービエンナーレの芸術監督に、オーストラリア先住民族ウィラドゥリのアーティスト、ブルック・アンドリューが決定しました。先住民につながりのある芸術監督が就任するのは、シドニービエンナーレ史上初めてのことです。2年後のビエンナーレに向け注目が集まるブルック・アンドリューのこれまでの現代アート作家としての活動や、ウィラドゥリ・ネーションについてまとめました。
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アイ・ウェイウェイ「Law of the Journey」ほか − シドニービエンナーレ作品鑑賞記⑥
巨大な漆黒のボートの上には、うつむくように背を向けて並ぶ顔のない人々が。「難民」をテーマにした中国人アーティスト、アイ・ウェイウェイ(Ai Weiwei、艾未未)の大型作品が、オーストラリアのアートイベント「シドニービエンナーレ」の目玉作品の1つとして、コカトゥー島に展示中です。小説家フランツ・カフカや現代思想家ハンナ・アーレントの警句も散りばめられた同作の、「難民の捉え方」に対するメッセージを探ってみました。
井上亜美「The Life of the Hunter(猟師の生活)」− シドニービエンナーレ作品鑑賞記②
猟師の祖父、命を食べるということ、東日本大震災後の放射線物質の影響など、現代の狩猟を通して「生と死」を映し出した、井上亜美さんの映像作品「猟師の生活(2018)」のレビューと感想です。井上さんはアーティストで猟師(!)だそうです。
【アート】第21回ビエンナーレ・オブ・シドニー – ディレクター片岡真実、注目作家アイ・ウェイウェイ
2年に1度の現代アートの大型展「ビエンナーレ・オブ・シドニー」が今年も約3カ月にわたり開催されます(3月16日〜6月11日)。第21回目の今年は日本人キュレーターの片岡真実さんを芸術監督に迎え、35の国と地域のアーティスト70組の作品がシドニー市内7カ所で展示されます。観賞は全て無料です。今回の開催テーマや、目玉となる芸術家アイ・ウェイウェイなど、見どころとなるポイントをご紹介します。
【アート】シドニー・ビエンナーレの高山明プロジェクト@タウンホールに歌・詩で誰でも参加!歌舞伎の要素あり?
2年に1回開催される、大型現代アート展「ビエンナーレ・オブ・シドニー(Biennale of Sydney)」。21回目となる今年のビエンナーレに参加する日本人アーティスト高山明さんが、作品にさまざまな言語の「歌」や「詩」で参加する一般の人を募集しているようです。そのプロジェクトとはどんなものなのでしょうか?
【アート】そもそもビエンナーレって? 片岡真実さん他トークイベント
「そもそもビエンナーレとは世界的に見てどういう展覧会なのか?」「出品アーティストはどうやって決められているのか?」などの疑問を専門家が分かりやすく紐解く、というトークイベント「Biennale Archive Stories #3で」に参加してきました。
来年のビエンナーレ・オブ・シドニー開催前にトークイベント「BIENNALE ARCHIVE STORIES #3」
2年に一度開かれる、大掛かりなアート展ビ … 続き
